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私の記憶と、大事な人。 *ヘタリア*

第4章 過去、過去、過去


なんだかおかしな光景。
なんで本田くんが私の部屋にいるんだろう。
わざわざお見舞いに来てくれたのかな?
でも、男子が女子寮に入るのは禁止されてるし、約束破るような人じゃないし・・・

っていうか、今何時・・・?放課後なのかな?
菊「心夏さん・・・? 何か考え事ですか? 口空いていますよ?」
心夏「ぎゃふっ ごめんなさいっ///」
・・・びっくりして「ぎゃふ」って言っちゃった・・・。
あぁ、もう馬鹿だな・・・。


菊「ところで、もう具合はいいんですか?」
心夏「…ん、あれ? さっきまですごく悪かったんですけど・・・今はそうでもない、です」

え、もしかして・・・
本田くんが来てくれたから治ったのかな?

菊「それなら良かったです でも、まだちゃんと寝ていてくださいね?」
心夏「は、はい・・・。  で、なんで本田くんがここに・・・?」


ちょっと躊躇った顔をしている。………?
菊「……となりの部屋の人からうるさいと苦情がありまして…;で、見てこい、と……;」
心夏「えっ…; そんなに私唸ってた…!?;


で、なんで本田くんが…?」


凄い困ってる…。 そんなに言いたくないのかな…?;
菊「え、えっと… 女子生徒さんがだれも行く、と言わなかったもので…;」



心夏「………………泣いてもいいかな?」
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