• テキストサイズ

私の記憶と、大事な人。 *ヘタリア*

第3章 W学園生活スタート!


ガラララララ…


ドアが開いた音で目が覚めた。

どれぐらい寝ていたんだろう。
辺りはもう真っ暗。


今気づいた。




すぐ隣で本田くんがうたた寝してる。
しかも、手、繋いでた…………。

え、なにこれ、え?夢?夢オチ?
微かに聞こえる本田くんの寝息。

心夏「夢だ!!!!!」


カーテンをバッと開け、アーサーくんが出てきた。
アーサー「!? どうしたんだ!?」
心夏「アーサーくん! 夢!!」
アーサー「意味分かんねぇよ!!」
菊「…………? ど、どうかしたんですか…?」

きゃあああああ!! 起きた!!(混乱中)

アーサー「心夏がおかしいんだよ。本田、何かしたか?」
菊「特には何も……; まだ熱があるのでは……?」

私のおでこに手を当てる本田くん。

心夏「………………………………きゃあああああああああ/////」

ベッドから起きて、逃走する私。
アーサー「あっ ちょっ……!!待てコラ!!」
全力で追いかけてくるアーサーくん。

まだ本当に熱っぽい私には、逃げられるはずもなく捕まえられた。

アーサー「ほら、病人はおとなしくしろ!」
心夏「うぅ…………」

本田くん、どうしたの…………?
ちょっと悲しそうな顔してる…。

アーサー「ほら、まだフラフラしてんじゃねーかよ……。ったく………」

……………………?ん?今、何が起きた?え?え?浮い……
アーサーくんが私のこと、お姫様だっこ…してる!?

/ 119ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp