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私の記憶と、大事な人。 *ヘタリア*

第3章 W学園生活スタート!


心夏「…………こ、こ… どこ…………?」

菊「あ、目が覚めましたか よかった…」
心夏「え……!?ほ、本田くん…………!?////」
え、なんで……本田くんが…………!?


菊「あ、いえ、保健室の先生が不在だったので私が… アーサーさんがよかったですか?それなら呼んで…………」
心夏「本、田 くんが、いい……です」

本田くんの顔が一気に赤くなる。
初めて私は本田くんに対して、自分が伝えたい事を素直に伝えられた。

恥ずかしいけど、これでいいんだ。これがいいんだ。

菊「……心夏さん…? いいですよ、お世辞は」
心夏「お世辞、なんかじゃ…ないです……
だって、…………だって…
これ以上は……頭の中の整理がついてからじゃないと、言えません…でも、私は…………」

本田くんは、私をちゃんのベッドに寝せ、布団をかけてくれた。

菊「今は、病状が悪化するといけませんから、寝ていてください では、私は戻り………」
私は無意識に本田くんの服の裾を掴んでいた。

心夏「あ、あ、…………えっと…」
微笑む本田くん。   なんだか、ほっとする笑顔。

菊「昔から変わりませんね」
心夏「え……?」昔…………?

菊「幼い頃から、風邪をひくと、一人で居るのを拒みますよね」



…………確かにそうかも。なんで知って…………

優しく私の手を握ってくれた。
菊「今は、寝ていてください。じゃないと次は私が心配で倒れてしまいます。」
心夏「じゃ、じゃあ…寝ます///」


これじゃ、緊張して眠れるはずない。
でも、本田くんの手からぬくもりをかんじる。安心して、つい……寝てしまい…そう。

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