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私の記憶と、大事な人。 *ヘタリア*

第3章 W学園生活スタート!


自分の部屋に戻り、ベッドにダイブした。
当たり前だけど、何も起きない。し、なんか、虚しい。

心夏「本田くんのばかぁ… なんで忘れちゃうのー… せっかく約束… してなかったか…
せめてメアドぐらい教えてもらえばよかった…。」

私は枕に顔を埋めた。
なにもすることないし、無性に人に甘えたい気分。

なんか、本当に眠くなってきた。











目の前には、本田くんのような人と、幼い頃の私がいる。
「菊お兄さん!  今日の夜ご飯何ー?」
「何が食べたいですか? 今日はなんでも好きなのを作りますよ」
「やったー! じゃあねー、肉じゃが食べたいっ!」
「いいですよ じゃあ、早く帰りましょうか」
本田くんらしき人と小さい私が手を繋いで歩いていく。

行かないで…! まだ…  


行かないで!!   なんで…  私がっ…



心夏「…………あっ 私寝ていたんだ…。」


なんでだろう。


体は汗だらけ、目から大量の涙が出ていた。
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