第2章 世界W学園・・・・・・?
眩しい。小鳥の声が聞こえる。
心夏「……朝……?」
私はむくりと起き、ちょっと考える。
心夏「な……な、なんで私自分の部屋で寝てるの…?;」
自分で歩いてきた覚えないし… でも、運んでもらう?誰に?
心夏「もー! 朝からもやもやする…
あっ! ミケ!ミケに餌!餌、餌!」
一気に足取りが軽くなる。
すぐに家を出て、猛ダッシュでミケのとこに行った。
心夏「ミケっ! ごめんね… 昨日夜ご飯上げられな――?」
ミケのところには既に本田くんが居た。
まさかこんな早くから来てるなんて思わなかった。
私は髪の毛ボサボサ、人の前には出られない…。
後ろからそっと覗いていた。
菊「心夏さん来ませんね…、実は来るなんて、嘘? 付くような人じゃないですよねー… 早く来ませんかね」
やだ… なんでこんなことで私、真っ赤になってんの…
別に、本田くんはそういうつもりで言った訳じゃ全然ないと思う。
一人だけこんな、赤くなって、バカみたい…。
私は急いで戻って、準備をしてまた来ることにした。