第21章 怒りの真実
ツナ「幻覚・・・」
ツナが呟くとルッスーリアとレヴィは消えた
マー「よく見破ったね。でももう這う力すら残ってないようだ」
バジ「みんな幻だったのか」
シャ「だがあの幻術使いは実態だろ。まだ安心するのは早い」
コロ「了平たちはどうした?」
マー「再逆転だね」
ツナ「無駄だ・・・。XANXUSは眠りについた、奴が目覚めることはない。もう・・・戦いは・・・終わった」
マー「それはどうかな?」
『・・・?』
マー「これで終わり?冗談じゃない。むしろこれでボスがボンゴレの後継者となるための儀式の準備が整ったのさ。ボスは再び復活する」
ツナ「あっ!」
マー「このボンゴレリングでね‼」
バジ「あれは守護者のリング!」
スク「よーし‼よくやったぞマーモン‼」
『そ、そうか・・・‼』
マー「なぜリングを半分ずつ保管するのか、そしてなぜボンゴレの正当後継者にしか渡されないのかわかるかい?それはリング自身にも秘められた力があるからさ」
スク(そうだ。九代目に氷漬けにされたXANXUSは総本部の地下に厳重に幽閉されていた)
マー「ボスにかけられた九代目の零地点突破が溶かされた床には7つの小さな焦げ跡が残されていたという」
ツナ「‼」
マー「誰がやったかは定かではないが、その形跡は一つの仮説をたてるのに十分だ」
チェル「「・・・」」