第19章 過去の記憶
ミーナとXANXUSはすぐに仲良くなった
その日から毎日ミーナは学校から帰るとXANXUSに会いに行き遊ことが習慣となっていた
『今度ねお父さんの部下の人がねけっこんするんだって』
XAN「そうか」
『お父さんとお母さんも好き同士だからけっこんしてるんだって』
XAN「好き同士・・・。ミーナは俺のこと好きか・・・?」
『XANXUSのこと?好きだよ!大好き‼』
XAN「じゃあ大きくなったら俺と結婚してくれるか?」
『うん‼』
XAN「ふっ、そうか」
XANXUSは嬉しそうに笑うと顔を真っ赤にして走っていった
『あっ!XANXUS‼待って!』
ミーナはXANXUSを追いかけようとしたが途中でレナードと九代目が歩いているのを見つけた
『お父さん!』
レナ「おーどうした?ミーナ?」
『ふふっ!あのね、わたしね、大きくなったらXANXUSとけっこんするの‼』
九代「おやおや!」
『今ね、約束したの!』
レナ「そうかー。で、XANXUSはどこにいったかわかるか?」
『今あっちに走っていっちゃった』
レナ「そうかそうか。悪い九代目、ちょっと抜けるぜ」
九代「あ、ああ」
レナードは「あのくそ坊主があっ!カッ消してやる!」と叫びながらミーナが指さしたほうに走っていった
九代「ミーナちゃん。XANXUSのことが好きかい?」
『うん‼』
九代「そうか。じゃあXANXUSと仲良くね?」
『はーい!』
九代目は優しく微笑むとミーナの頭を撫でた