第19章 過去の記憶
XAN「ハア・・・ハア・・・」
XANXUSは走って庭まできた
XAN「・・・////ヤバイ」
レナ「おい。一丁前に恥ずかしがってんじゃねーよ、くそガキ」
XAN「⁉」
XANXUSが後ろを向くと息を切らしたレナードが立っていた
XAN「レナードさん・・・」
レナードはXANXUSの横にドカッと座った
レナ「お前、俺の可愛い可愛いミーナと結婚の約束をしたそうじゃねえか。ああ?」
XAN「わりーかよ・・・」
レナードはXANXUSの頬っぺたを思い切り掴んで引っ張った
レナ「こりゃぁ口のききかたから教えてやらねえとダメか?」
XAN「いひぇよ‼はにゃしぇ‼」
レナ「ふん!」
XAN「痛ってえ」
レナ「いいか?XANXUS。男ってのはどんなことがあっても惚れた女は守らなくちゃいけねえ。例えお前の命がなくなろうとな」
XAN「・・・」
レナ「別にミーナがお前のこと好きってんなら俺はなにも言わねえ。ただお前が本当にミーナに惚れたんなら死んでも守れ。頼むぞ?」
XANXUSは頷いた
レナ「だが‼俺はまだお前を認めねーからな‼このくそガキ!」
そう言い捨てるとレナードは歩いていってしまった
マリ「なにムキになって語ってんのよ」
レナ「マリナ⁉聞いてたのか?」
マリ「たまたま通りかかったら大きな声が聞こえたからなにかなーと思ってね。XANXUSとミーナが結婚の約束したんだって?」
レナ「俺は認めねーよ」
マリ「ふふっ!いいじゃない。素直じゃないわよね、昔から」
レナ「フッ」