第18章 怒りと憎しみ
XANXUSの氷は少し砕け再び炎が灯った
XAN「どうだ?カス」
ツナ「無駄だXANXUS。これ以上やるなら、九代目につけられたその傷ではすまないぞ」
バジ「九代目⁉」
シャ「どういうことだ?」
コロ「では、XANXUSは九代目の零地点突破で!」
XAN「黙れ・・・黙れ‼十代目に相応しいのは俺だ‼Xは10を表す、俺はXANXUS!生まれながらにボンゴレ十代目になるさだめ、その名の中に10の称号を2つ持つ男XANXUS‼てめーごときに屈すると思うか⁉勝つのは俺だ‼ボンゴレ十代目はこの俺だ‼」
ドスッ
XANXUSはツナに殴られ膝をついた
XAN「ゔっ、貴様ぁ・・・⁉」
ツナの額からは炎が消えていた
ツナ「行くぞ。零地点突破・初代エディション」
ツナはXANXUSの肩を掴むと凍らせはじめた
スク「やめろぉー‼」
『いや‼やめて‼』
ミーナはXANXUSのもとに急いで走って行った
ツナ「なぜだ?なぜお前は?」
XAN「うるせえ!老いぼれと同じことをほざくな‼」
『ツナ‼やめて‼』
ツナ「ミーナ!」
XAN「ミーナ!来るんじゃねえ‼お前が‼」
ミーナはXANXUSに抱きついた
ツナ「ミーナ!離れろ!お前まで凍ってしまう‼」
『もう行かないで・・・また1人にしないで・・・』
スク「ミーナ‼‼離れろ‼やめるんだ‼」
『いやだ‼』
ミーナも少しずつ凍りはじめていた
XAN「・・・くっ!
すまねえ・・・ミーナ・・・!」
XANXUSはミーナを突き飛ばした
そしてXANXUSはその突き飛ばした姿勢のまま完全に凍ってしまった