第14章 VS霧の守護者
マー「ふー、・・・粘写‼」
ズビー
マー「ん?ベルかい?」
ベル「さすがマーモン。気配は消したつもりだったけどなー。また粘写?見つかったの?相手の霧の守護者は」
マー「相変わらずだよ」
ベル「やっぱ用意できてねーんじゃねーの?あいつら」
マー「それはないよ。僕の粘写を阻止しようとする力を感じるからね」
マーモンが粘写した紙には“cd”と書かれていた
ベル「cd?」
『なにそれ暗号?』
マー「ミーナか。さあね?こんなことははじめてさ。どうやら相手は僕と同じ特殊な人間らしい」
『特殊・・・ねえ』
ベル「まあいいや。オレとしてはバトルがなくても初公開のマーモンの力を見せてくれればさ」
『わたしも』
マー「タダで見せる気はないよ」
ベル「ん?」
マー「今晩の勝負も見物料払わないと入れないし」
ベル「うわーなにそれムカつく、潰してー」
マー「やるかい?」
ベル「退屈してたさ」
マー「だろうね」
『・・・ほらほら近くにこわーい誰かさんがいるかもよ?』
ベル「・・・ボスが近くにいなきゃなー」
マー「僕の口座にSランクの報酬を3倍ぶんだよ。いいね?」
ベル「ふざけんな鼻垂れ小僧」
マー「ちゃんと入金チェックするよ」
『げー』
文句を言いながら2人はベランダから出て行った