第2章 嫉妬ちゃん◇高尾和成◇
まあ……ちょっと度が過ぎちまったかねー。
あつーいキスってやつ。
ははっ、止まんねーわ……。
「なぁちゃん……シねぇ…?」
「え……」
「いいっしょ…?オレ我慢出来ねーわ……」
「ぁ……んっ……」
どうせこいつは断らねぇ。
オレのキスには魔法かかってっからなー。
ちゃんにしか効かない魔法ってやつ?
オレをもっと好きになって……オレを求めちゃうそんな魔法のキス……。
「和くんっ……」
「嫌じゃないっしょ…?」
「……」(こくん
「全く可愛いですなーオレの彼女ちゃんは……」
「ひゃ……ぁ、ん…っ」
「脱がすぜ…?」
さっき笑い転げたから押し倒す必要はねぇし直ぐちゃんを乱せるわ。
タイをポイっしょ…?セーラー服ポイっしょ…?
ブラジャーは……ちょっとお預けってな!
んで、そこから谷間んとこにキスしていくわけ。
なんかちょっと焦らしてるみてーじゃん?
「んー柔らけー……」
「ちょっと……くすぐたいよ……」
「今堪能してっから外すのはちょいタンマ……」
「変態……」
「あっれ、それ言っちゃう…?お前だからこうしてんだぜー…?」
「本当…?」
「まだ不安?しょうがねーなー……じゃあオレのって証、付けちゃうぜ?ココに……」