第6章 ヤンデレ◇黄瀬涼太◇
俺、今まで何人も手にかけたんスよ?
森山先輩、早川先輩、そして小堀先輩。
笠松先輩はまだセーフ。女の子苦手だしね。
「どうして……」
「あいつっちの名前出したんスよ。ムカつくでしょ」
「それだけ……?!」
「十分。って呼んでいいのは俺だけなんだから……」
「……っ」
涙舐め取ってあげたけど……美味いッスね、っちから出るモノは全部……。
ビクってしちゃってくすぐったいのかな?
可愛い……。
「っち……俺の事愛してる…?」
「っ……」
「愛してるよね……っちには俺しかいないんだから……」
「……うんっ」
「ははっ、可愛い。今すぐ殺したいくらいッスわ……」
「えっ…!」
「冗談ッスよ。じゃあ俺シャワー浴びて来るから。戻って来たらこのロープ、外してあげる……」
ってキスして俺は一旦この部屋から出た。
かなり返り血を浴びてて本当に気持ち悪い。
風呂で流したら……っちに綺麗にしてもらわなきゃッスね。
「けど次からはレインコート着た方がいいッスねー……」