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《黒バス》裏話へようこそ《R18》

第5章 媚薬◇黒子テツヤ◇


僕だって男だし、彼女を攻めたい気持ちはあります。


僕の下に横たわせ、僕の手で感じてもらい、最後は一緒に……。


一見簡単そうに見えるかもしれません。
男の僕の方が力はありますし。

けど簡単じゃないんです。
さんは僕の手をすり抜けるのが上手い……。



「どうしたの?」

「……なんでもないです」

「何か暗いね。嫌な事でもあった…?」

「……そうですね」

「そっ……か、なら丁度いいかも」

「え?」

「ふふふん!」



今日も何かして来る……そう思いました。

企んでいる時、さんはテンションが上がります。
今もそうでしょう?こんなに笑顔で。


けど彼女が僕を攻める事、別に本気で嫌というわけではないです。

ただ……やっぱりこっちが攻めたい。


もし今日シて来るなら……


何処かで勝負を仕掛けて、必ず形勢逆転させてみせます。



「……」(グッ

「何ガッツポーズしてるの?」

「気合いを入れてました」

「なんの?」

「それは秘密です」
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