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《黒バス》裏話へようこそ《R18》

第4章 ヤンデレ◇黒子テツヤ◇


僕は本気でした。

本気でナイフを懐に忍び込ませて、部屋の鍵持って出て行こうとしました。


けどさんが僕を呼び止めて……涙を流しながら「愛してる……」と言ったから……身体を反転させて、彼女に近寄りました。



「もう一度言って下さい。僕の目を見てはっきりと」

「……愛してる、テツヤ…っ」

「その涙は僕の事を愛し過ぎて辛くて流しているんですか」

「……っ」

「可愛いです……」



ペロっと涙を舐め取ると、さんは鼻声で僕に「側に居て……」と言った。


繋がれて動けないカラダ伸ばして頬にキスして……。



「もっと僕を求めて下さい」

「テツヤっ……構って……」

「どうやってですか」

「私を……抱い、て……」

「分かりました。……僕の愛を染み込ませてあげます」

「ん……ふ、ぅ……っ」



と、僕からキスしてあげたのに……どうして震えるんでしょう。


ナゼデスカ。


僕にキスされて……これから僕に愛されるという喜びからくる震えですか。


そうですよね。
それ以外考えられません。


僕も嬉しいですよ、さん。


貴女の心もカラダも満たす事ができるのは……



コノ僕ダケ。
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