• テキストサイズ

ハイキュー!! 夏恋

第6章 鼓動のSerenade*菅原孝支√


ーーーーーーーーーーーー

次の日も2人で片づけていた。

いつの間にかお互いにこの片付ける時間が楽しくなっていた。

「ふー、大分時間がかかったなぁ。」

今日は2人で倉庫の整理をしていた。

表向きは合宿が明日で終わるため掃除をしておこうと思ったから。
裏としては2人でなるべく長くいたかったから。

「でもこれで終わりましたね。」

桃が大きく伸びをする。

「あっという間だったな」と菅原が言うと、「そうですね…」と桃も名残惜しそうに言う。









パチッ。





「「………」」

2人の視界が真っ暗になる。





ガチャ。












「「…………………………え?」」



鍵の音が聞こえて、2人はお互いのいる方を見る。






「わ、私確認してきますっ!」

しばらくして桃がドアに向かうが、辺りは闇に包まれている。

桃はバランスを崩し、菅原の方へ倒れていく。

2人はこの瞬間をやけにスローモーションに感じていた。

/ 73ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp