第1章 夢?いいえ、現実です。
「ちょ…なにこの子!
超楽しい!!」
「え?あぁどうも」
毛・伊井宵さんが呆れたような違うような
複雑な顔で視線をさまよわしていると
どこかで見たことのある髪型の目の下に傷のあるお兄さんがお腹抱えながら近づいてきた
何だろう、何かに似ているんだ
「あ、フランスパンだ」
すると、そのお兄さんは目を丸くしたあと
また、ゲラゲラと笑いはじめた
「君面白いね、俺サッチつーの宜しく!」
サッチさんは、そういって手をのばしてきた
「これはご丁寧に私は紫苑です」
㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜㎜
……マルコ、空気とかす