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【R18】夏だ!花火だ!夏祭りだ!

第4章 夏祭り ※





「愛している」


耳元で囁かれた、その言葉にハヅキは目を開いた。

「え・・・?」

熱に浮かされながら、自分を抱くリヴァイを見つめる。
そこには荒ぶる下半身とは対照的なまでの、切なげな瞳があった。


「ずっと前から惚れていた。どうしようもねぇほどにな・・・」


エルヴィンに連れられて遊郭を訪れ、そこにいたハヅキを知ったその日から・・・

ずっと、抱きたいと思っていた。


「しかし、先にお前をものにしたのはエルヴィンだった・・・」


エルヴィンは自分と違って、故郷に愛する妻がいる。
ハヅキとの関係は慰めでしかない。

愛する女の体を堪能するエルヴィンに自分を重ね、暴走しかける気持ちを押さえつけることに必死だった。


「り・・・ば・・・い・・・」

息も絶え絶えに、慣れないリヴァイの名を呼ぶ。


「・・・最後にわっちをものにしたのは、お前さんよ」


リヴァイの想いに触れ、ハヅキの顔に笑みが浮かぶ。
男の心をくすぐる扇情的な表情に、リヴァイの中心の熱がさらに増した。


「・・・クソ・・・たまんねぇ」


心から愛おしそうにハヅキに口づけ、身体中を愛撫する。


「ああ、もっと激しくして・・・! あんたを感じたい・・・!」

「いいのか・・・? 手加減できる自信ねぇぞ」


「あんたになら、殺されたって構わない」


地獄から解放し、本物の愛情を教えてくれたのだから。
もっと体の奥まで愛して。


「ハヅキっ・・・!」


激しく、激しく絡み合う。

そして、互いの熱を交換し合った。




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