第4章 夏祭り ※
リヴァイはそれからもずっと積極的だった。
屋敷に着くなり、ハヅキを布団部屋に押し込む。
茶屋での冷静な態度とはうって変わって、強引なリヴァイ。
まるで別人だ。
「・・・悪いが、時間があまりない」
異人館と呼ばれる屋敷には、見たこともない調度品で溢れかえっている。
しかし、それを楽しむ暇もなく、帯を外されて着物を脱がされる。
「お前さん?」
「ハヅキ」
リヴァイはまるで獣のようだった。
布団にハヅキを寝かせると、両乳首を捻るようにいじってくる。
乳房を揉みしだき、しまいには脚を広げられて恥ずかしい所に顔を埋めてきた。
「いやぁ・・・!」
前触れのない刺激に思わず腰が引けてしまう。
それを逃さないとばかりに、覆い被さり唇を塞いでくる。
「あ・・・ん・・・待って!」
「待てねぇ」
すでにリヴァイの男根は荒ぶっていた。
「待てるわけねぇだろ。どれだけ我慢してきたと思う」
指を差し込まれ、中をかき混ぜられると声が漏れた。
「こんなっ・・・お前さんとは初めてなのに・・・! ああ、そこはだめ・・・」
「・・・だから、悪いと謝ってる」
「いやっ・・・そんなにされたらッ・・・」
激しい指の動きに、はしたなく漏れる喘ぎ声と、愛液。
そして濡れた男根が、秘部にあてがわられる。
「力を抜け」
「ああ・・・ッ・・・!」
リヴァイは、こんな男だったのか?
エルヴィンの方がよっぽど紳士的だった。
グチュグチュ・・・卑猥な音が響く。
こんな扱いをされるためだけに買われたのか。
ハヅキの目から涙が零れた。
これでは、吉原と変わらない・・・
呼吸を荒げながら挿入してくる男は、ずっと気になっていた男とは別人だ。
「アアッ・・・!!」
気持ちいいが、悲しい。
そう思った時だった。