第6章 開発
瞬間、ぷぷぷぷっと菊から勢いよく4つの卵が飛び出した。残りの一つも腹に力を込めるまでもなくにゅるりと出てくる。
「ふあっ、はぁ、はぁ・・・」
なんて気持ちいいんだろう。
排泄をすることがこんなにも気持ちがいいなんて知らなかった・・・!
だがそんな気分に浸っていたのも束の間、新たな異物感が優香を襲う。もの、というより意思を持ってうごめくような。
男が優香の菊へ一本の指を挿し入れ、中を弄り出していた。はじめはゆっくりと菊をほぐすように、徐々に拡げていく。だんだんそれは速くなったかと思うと、もっと菊が割り拡げられる感覚に襲われる。男が指を挿れる本数を増やしたのだ。力に抗うように菊はしぼもうとするが、指に阻まれかなわない。
と、菊のまわりを弄っていた指が、もっと奥へ挿し込まれた。腹の方へと指先を向けるとそのままその方向に指先を細かく動かして刺激を与える。
腸の壁があるとはいえ敏感な場所を突きまわされ、言いようのない感覚に身体をくねらせる。息を吸う合間に喘ぐ声が漏れ出た。
自分でも直接触ったことがないようなところを散々いいようにされて、恥ずかしくてしょうがない筈なのに。本来は拡がらない場所を無理矢理拡げられて、痛くてしょうがない筈なのに。
出るのは喘ぐ声や息の音だけで、拒否の言葉が出ることはなかった。
自身でも不思議なほどにこの状況を受け入れてしまっている自分がいた。