第6章 開発
男は汚物の入ったバケツを脇へどかすと、キッチンの方へ行きざるを持ってきた。白くてつるつるした物が入っているのがわかる。ーゆで卵だ。
男は戸惑う優香の後ろにまわって、菊と卵ににローションをたっぷり垂らし、おもむろに卵を優香の菊に押し付けると、菊は卵をするりと飲み込んだ。
「はうっ・・・」
強烈な異物感が優香を襲った。卵が柔らかいためか痛みがないのが唯一の救いだ。
続いて2個目の卵も押し込められる。異物感に耐え切れず無意識に気張って卵を吐き出そうとすると出口を押さえられ、出すことを許してはくれない。
男達は手際よく計5個の卵を優香の菊へ入れこんだ。一度に大量の異物を押し込められ、優香の菊は排泄欲にひくついていた。
「やだ、ねぇだめ・・・」
男は優香を気にする様子もなく、そこから更に液体を流し入れる。量は先程よりもずっと少ない二回分だったが、便意を助長するには十分だった。
そしてまたも固いもので出口を塞がれ、そのまま放置される。
どれくらい時間が経っただろう。
30分程だったかもしれないが、優香には二時間にも三時間にも感じられた、差し迫る便意に抗うことは不可能だった。
だからだろうか、ついこんな事を口走ってしまった。
「んぐっ、ひぅ・・・もう無理・・・お願い、出させて・・・何でもするからぁっ」
優香がそう懇願すると男は菊を塞いでいた指を離した。