第6章 開発
「あ、あっ・・・」
中に入ってきた液体は思いのほか暖かった。だがそれ以上に感じる異物感と吐き気。
男は注射器の中の液体を全て注ぐと、また次が注がれる。それも2回や3回ではなく、10回程その行為は繰り返された。
腹がぼてぼてとしているのが自分でもわかる程、優香の腹は膨らんでいた。
「はぁ、ぅん・・・うぅ・・・・お願い、 早く出させてっ・・・!」
と、固い物が優香の菊の入り口を塞いだ。力んでみても、返しが付いていて外れない。
「〜っ!!」
十分程経った頃、優香はついに耐えきれなくなった。
したい。
したい。
排泄がしたい・・・!!!
「もう無理・・・! 我慢できな・・い・・・!
出ちゃうっ・・・・!」
と叫ぶと、それまで微動だにしていなかった男が動き出した。
まずどこからか鏡を二つ持ってきて、一つは優香の菊の前に、もう一つは優香の前ーこの鏡から先程置いた鏡を伝って優香から自身の菊が見える位置ーに置いた。黒い栓がしてあり、ヒクヒクと動いているのがわかる。
それから部屋に置いてあるバケツを手に取り、菊の下に構える。塞いでいた物を外した瞬間、ぶぶぶぶっという音と共に茶色の液体と大量の便が出てきた。
「うぅ、やだ、聞いちゃいやぁ・・っ!
それ、に・・・ きたなっ・・い・・・のに」
恥ずかしさでどうかなってしまいそうだった。