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淫らで甘い真田弦一郎の罪

第1章 novel.1 強化合宿にお供します


「ふっふっふ・・・よっしゃー!!風呂♪風呂♪覗き♪盗撮♪」

デジカメ片手にスキップで真田の後をばれないように追いかけていく。


絶景の露天風呂に着いた真田は騒がしい男湯のドアを開ける

「やべっ!!」

赤也と仁王、ジャッカルが何かを隠すように固まっている

「ん?どうした!何をしていた!」

赤也が後ずさりながら手を後ろに隠す
「なんにもないっスよ~」

「怪しいな・・早く出さんか!!」
ザブザブお湯の中を歩き赤也に迫る真田の後ろをゆっくり仁王が近づいていく

「危ない!!」

ビール缶を持った仁王にが突進し、二人は派手に飛沫を上げて転んだ

「なっ!?!!?何をしているんだ!」

真っ裸の男湯に乱入してきたデジカメを首に下げてる女

誰がどう見ても覗き盗撮してたとしか思えない

「お前・・ソレは犯罪だろぃ・・」

「そ、それより!仁王!!真田さんにビール飲ませようとしてたでしょ!未成年がお酒なんて!!」
自分の状況を棚に上げてごまかしきれない仁王への説教。

唖然としていた真田もわれに返り仁王を説教しようと近づいてくる

「仁王!に酒を飲ませろ!早くしろぃ!」
「おう!」

ブン太が咄嗟に仁王に指示した。
条件反射のようにのあごを押さえビールを流し込む

「んぐっ!あぶっゴポッ」



缶半分ほどあった中身はの中と風呂に消えていく

「酒飲むとすげーキモイの。今のうちに逃げるぞぃ!!」

「こら!!お前ら!!」

笑いながら走り逃げるみんなを怒鳴りつつに駆け寄り抱き上げる
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