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淫らで甘い真田弦一郎の罪

第1章 novel.1 強化合宿にお供します


みんなでバーベキューをして盛り上がり、深夜12時を回ったところで流石に合宿だからとお開きにし、風呂に入ることになった。

「!!一緒に風呂入るじゃろ!行こう!!」


「仁王君!セクハラですよ!慎みたまえ!」


「なぁ、一緒に入ろう!」
「仁王の裸見たって楽しくないからいーやーだー!!」


浴衣を持ってはしゃぐ仁王を軽くあしらいつつ後片付けをする。

「すまないな、あさみも疲れているのに・・・」
「気にしないでください!真田さんもみんなとお風呂行ってきてください」

てきぱきと洗物をしているに感心しながら隣で手伝ってくれる



「ありがとうございます、優しいですね・・・そういうところ大好きです」
顔を洗物に向けたままを独り言のように呟くに真田が驚きの表情を向ける



「俺を?は俺が好きなのか?」
「好きですよ、合宿に来たのだって真田さんと一緒に居たかったから・・」



少しの沈黙。



皿を洗ってるカチャカチャという音。流れる水の音。そして遠くからみんなの騒ぐ声が聞こえる



「・・・そうか。ありがとう」



「・・・いえ・・真田さんも皆さんとお風呂行ってきてください、ね?」



「あ、ああ・・行ってくる」




この故意に作られたシリアスな雰囲気に変態じみた思惑など微塵も感じ取れない鈍感な真田は風呂へと向かっていった。

時間を引き延ばせばみんなは風呂を出る→真田一人風呂→楽しい盗撮
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