第1章 novel.1 真田と幸村の猫遊び
「暑いしつまらないからね、あいうを猫にして遊ぼうと思って。」
爽やかな笑顔で言う幸村に涙を浮かべ女神だとか呑気な事言ってた自分を責める
幸村はそういう奴でしょ!なんで気づかなかったのよ!私のバカ!バカ!
「格好が変わる訳じゃないし、ただ喋れなくて猫みたいになるだけだから安心してよ」
あいうと幸村のやりとりを見ていた部員達はぽかんとしていたが、とばっちりが来ない内にと皆逃げ帰り、部室にはあいう、幸村、真田だけが残った
「幸村、あいうはどうすれば治るのだ?」
「ふふっ簡単だよ、あいうに精液を注げば中和して治るよ」
「ギニャ!?」
「せ、精液!?」
真田とあいうは驚き後ずさる
「そんな破廉恥なこと‥た、たるんどるぞ幸村!!」
「にぅ‥」
力の入らない体を動かしあいうはドアまで逃げる
「真田、僕の言う事聞かないと真田にも飲ませるよ。あいうが逃げてる、捕まえて!」
「うむ!」
真田はとっさにあいうを捕まえ抱き上げる
「に゛ゃー!!」
「すまんあいう、耐えてくれ」