第1章 novel.1 切原赤也と同居
あいうがオナニーする時には特徴がある。
俺の両親は夫婦で酒を飲むのが趣味で、仕事が定時で上がった時は仲良く飲み歩いてくる。
両親の帰りが遅い日
俺の部活があった日はすぐに寝るから部屋にこもる
この邪魔されないしバレない夜中に部屋が暗くなった後でガタガタ動く音がする。
これがオナる時の特徴だ。
今日は親が飲みに行くって言ってたから確実にヤるだろう
「ご馳走様でした」
両手を合わせペコリと頭を下げるとあいうは立ち上がり食器をシンクに置きに行く
後ろ姿を見て高まった鼓動を抑えようとぬるくなったカフェオレを飲み干した。
「行ってきまーす」
「行ってきます」
俺は朝練
あいうは友達の家まで迎えに。
行き帰りが一緒だったのは小学生までだった
行かなくなった理由は、部活に入り時間が合わなくなったのと、幼なじみに気恥ずかしさを感じたからだった。
反対方向に歩いて行くあいうに今夜どうやって犯すか考えて俺は口元が歪むのを感じた。