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淫らで甘い切原赤也の蜜

第1章 novel.1 切原赤也と同居


あいうからはたまにミントの香りがする。

それは夜中くぐもった声がした次の日だけ。

香水に混じりほのかに香る官能的な香り




「おはよう赤也」

「・・・・・・・・」


ノックもせずに部屋へ入ってくるあいうは俺の家に居候する幼なじみ
転勤で引っ越しする時あいうが嫌だとダダをこねたので俺ン家で暮らす事になった。


正直ツラい。


「ほらほら、起きないとおばさん怒るよ?」

ベッドの上でぐだる俺の体を起こし部屋の電気をつける
それがあいうの毎朝の日課


「起きるから出てけよ」

かけ布団を引っ張る手を払いのけて冷たく言い放つ


だって顔見れねーもん

ミントが香ったから
ほのかにミントが香ったから。


「あっそ。先ご飯食べちゃうからね。」


ため息をつきあいうが部屋を出て行った



「はぁ‥」
上体を起こし寝癖でよりくるくるになっている髪をかき混ぜる


これは朝立ちなのかミントの香りのせいか‥


夜中聞こえるくぐもった声
小さな機械音
次の朝ミントの香り


あいうのオナる時の感じてる声
ローターの音
コンドームのメンソールの香り


これは朝立ちなのか、あいうのオナニーを考えて勃起したのか‥

「はぁ‥」

頭を振り考えを飛ばすとベッドから降りてのろのろ着替え、重い足取りでリビングとドアを開ける


「こら!遅いぞ寝坊助め。朝練間に合わなくなるよ?」


パンをかじっていたあいうがチラリとこちらを向き笑う


爽やかなあいうに似合う様で似合わないミントの香り


あいうの向かい側に座りカフェオレを一口飲み、いずれやらなければと思っていた事を考える



確かめてみよう。
朝立ちなのか
あいうのオナニーに興奮したのか。


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