第1章 *恋の種*
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がベッドから出てって思う
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本当さ毎回好きな女が隣りに寝てて
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我慢する俺って偉いと思う
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寒いのか必ず夜中にベッドに潜りこんできて…
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俺が気付いてないと思ってんだろうなぁ
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翔ちゃんそろそろ寝たかな?
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静かにベッドの側に行く
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布団に入ると今日も翔ちゃんの温もりがある
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幸せだなって思って
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ホッペに小さくチュッてしたら
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翔ちゃんがガバッと起きて
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手を掴まれて押さえつけられた
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「翔…ちゃん…」
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冗談だよって言おうとしたら
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上からじっと見ながら
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翔「お前さ俺が安全な男だと思ってそんな事するわけ?」
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「…」
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翔「それとも誰にでも?」
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「ちが…」
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その言葉に涙が出そうになった
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