第1章 *恋の種*
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「ねぇ翔ちゃん今日も泊まってっていい?」
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翔「どうせそのつもりだろ」
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「あっ慣れてきた?(笑)」
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翔「・・・・・」
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「怒ってる?」
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翔「怒ってねぇけど…」
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言葉を濁してお風呂に行ってしまった
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怒ってた?
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それとも嫌がってる?
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ベッドに入って考え事してたら
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翔「…お前さ~今日はソファで寝ろよ」
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髪を拭きながら部屋に入ってきた翔ちゃんが面倒くさそうに言う
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「翔ちゃんの為にお布団暖めてあげたのに~」
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何度か泊まる事はあったけど
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ベッドに入れてくれたのは最初の時だけ…
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でも翔ちゃんは知らない
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あたしが夜中にこっそりベッドで寝てる事(笑)
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「・・分かった~じゃあ、おやすみ・・」
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仕方なさそうにソファに戻った
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