第1章 *恋の種*
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「酷い…翔ちゃんはいるの?一緒にご飯食べたい彼女…」
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翔「俺はいね~けど…」
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良かった…いないんだ
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「ほら!30過ぎてんのは自分も一緒なのにいないんじゃない」
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翔「男はいいの!それにほら俺はね?いつでも彼女なんてつくれんだよ」
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「なんかずるい…ど~せあたしはモテませんよ~……」
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ソファに膝抱えて座って拗ねてる
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バーカお前が高校の時
俺がどれだけの男からガードしてたと思ってんだよ…
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何処に行くにも着いてったりさ
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も~そんな落ち込むなよ
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言えるなら俺がいるじゃん!って言うのに・・
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翔「ほら高校の時さ?先輩とかに告られてたじゃん」
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俺がお前の学校に迎えに行ったら
友達が男に呼び出されてたって教えてくれてさ…
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近くにいなかったらどうしようもないって
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すげぇ悔しかったな~あん時
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