突然僕の目の前に現れた少女はトリップして来たようだ。
第2章 男子寮
赤司side
そして今僕達は男子寮にいる。とりあえず今から栞を寮の生徒に紹介しなければならない
ので男子寮の生徒には食堂に集まって貰っている。だから今廊下を歩いているのは僕と栞以外居ない。玲央には生徒を集合すさせ貰ってうために玄関で別れた。
栞「ねぇ、赤司」
赤司「なんだい?どうかしたか?」
栞「うん。他の人たちはどうしたの?」
赤司「食堂に集まって貰っている」
栞「何で?」
赤司「栞には寮の生徒全員の前に出て自己紹介してもらうからだな」
栞「……うん。わ、解った。軽い自己紹介程度で良い?」
赤司「あぁ。問題ない、それと……栞、大丈夫かい?顔色悪いぞ?」
栞「えっ……あんまりて言うか全然大丈夫じゃない……」
赤司「もしかして、怖いのか?」
栞「うん。めちゃめちゃ怖い」←即答
赤司「即答か……そんなに怖いなら僕の側を離れるな。そうすれば安全だろうから」
栞「うん。解った」
そんなやり取りをしていたら食堂に着いた。
扉が開いていたから中から玲央の声がはっきりと聞こえた。
玲央「はーい♪みんな聴いてちょーだい?征ちゃん来たわよ」
そして僕は前に出て言った。
赤司「皆さんに重大なお知らせが有ります。栞、入っておいで?」