第3章 再会
『…なぁ、俺…そろそろ泣いていい?』
サブロー「おいで…‼」バッ
『……‼』ガバッ
サブローがバッと両腕を開くとその中に潤が飛び込みサブローに抱き着く。
自身の腕の中でプルプル震えている潤を抱き締め子供をあやすかのようにポンポンと軽く背中を叩くサブロー。
サブローは潤の事をうる兄と呼んでいるが、これでは立場が逆である。
そのおかしな様を暫くの間呆然と斜め後ろにいる光秀と周りにいる家臣達は見ていた。
だが呆然としていると、お市の足元にくっ付いていた茶々とお初が潤に近寄ってきた。
サブロー「ん?どうしたの2人共?」
『ん?』
近寄ってきた二人にサブローが問い掛けたのに反応し、潤もサブローから身体を離し、二人の方に顔を向ける。
すると、突然二人が潤の身体をペタペタと触り始めた。
『??』
わけが分からず頭にハテナを浮かべる潤。
二人は潤のスーツの上着を脱がし、中に着ていたシャツを引っ張ったり色々している。
すると…
ビリッ
『えっ⁉』
サブロー「へ?」
引っ張り過ぎたらしく、シャツは音を立てて破れた。
ボタンは弾けて彼方此方に散らばる。
シャツの下は胸を押さえているサラシ以外は何も身に着けておらず、小麦色の肌が露出する。
家臣一同「「「なっ……//////⁉⁉」」」
平均より遥かに大きいサイズの潤の胸はサラシを巻いていても溢れるほどで、押さえ付けられてかなり盛り上がっている胸と谷間を見せられて家臣達は驚きと羞恥で顔を真っ赤に染めている。
『えっ、な、なに?』(汗
恥じらいこそないが、困惑し戸惑う潤。
すると二人のお姫様は、そんな潤の胸をサラシの上から揉み出した。
サブロー「えっ⁉ちょっ、二人共何してんの⁉」
流石のサブローも二人の突然の行動に戸惑う。
『????』(汗
この状況を把握出来ず頭に更にハテナを浮かべる潤。
するとお姫様二人は突然揉むのを止めた。
茶々「うむ、間違いなく女子じゃな」
お初「うん」
『なっ、なんのこっちゃ…?』