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[進撃]奥まで愛して[R18]
第1章 奥まで愛して
『んぅ……ふっ、ぁ』
深く差し込まれた舌が口内を掻き乱す。
ふわりと匂うダージリン。
兵長が愛飲している紅茶の香りだ。
「愛してる……」
唇を伝って流し込まれる愛。
兵長は毎日こうして愛を囁いてくれる。
“人類一幸せにしてやる”
あの日言った言葉は本当だったらしい。
才色兼備の兵士長に心から愛されて私は本当に幸せだ。
『へ、いちょう……私も、』
彼の髪をそっと撫でてキスに答える。
注がれた分の愛を返そうと口を開くと、兵長は薄く笑って私の唇に蓋をした。
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