第2章 第一回兵団公演
兵長「貴女こそ僕の捜していた女性だ」
貴女『貴方こそ……私の、運命の人』
兵長「着飾っていなくともお前は美しい……、俺と結婚してくれ」
貴女『え……⁉︎』
舞台袖「ぎゃああああ!」
舞台袖「兵長ォ!嫌だァァァ‼︎」
貴女『ちょ…っと、台本と違うじゃないですか…‼︎』
兵長「人類最強の妻になろうとしてる奴が細かいこと気にすんな」
貴女『全然細かくありません』
兵長「俺は大雑把な男なんだよ」
貴女『嘘つけェ!』
兵長「で、返事は?」
貴女『……っそ…それは、その』
兵長「ちゃんと言わなきゃ観客に伝わらねぇだろうが」
舞台袖「頑張れー!」
舞台袖「言っちゃえ言っちゃえー!」
貴女『……そ、んな…あのっ……』
兵長「ん?」
貴女『よ……宜しく…お願いします』
兵長「ああ、任せておけ……誰よりも幸せな姫にしてやる」
アルミン「こうしてリヴァイ兵長と先生は結ばれ、未来永劫幸せに暮らしたのでした」
エルド「めでたしめでたし」
グンタ「何でお前が締めるんだよ‼︎」
エルド「だって今回一度も出番無かったんだもん!」
ペトラ「!末長くお幸せにね‼︎」
貴女『(……天使だ)』
兵長「(俺の班って馬鹿ばっかりだな)」
第二章[第一回兵団公演]完
They lived happily ever after ‼︎