第7章 バレンタイン:ジャーファル
「「「出来た〜!!」」」
バレットに入れて冷やし固めたチョコ。
バレットに移す作業は、モルジアナも慎重にやったおかげで綺麗に流すことに成功。
この短時間で成長して、今度は生チョコも綺麗に切れた。
モルジアナ、成長早くていいなぁ。
「…これが…生チョコですか。」
「そうだよ。モルジアナ、生チョコは初めて?」
「はい。…チョコレート自体が初めてです。」
モルジアナにしては珍しく、興奮してるのか表情がいつもより柔らかい。
「食べてみよっか!!」
ピスティの提案で、全員で試食。
ん、やっぱり生チョコは美味しいねえ…。
久しぶりに食べたな。
「美味しいわね…みんなにあげるのももったいないくらい!」
「…柔らかい、ですね。…美味しいです。」
「だよね!それじゃあさっそく渡しに行こうよ?」
そういえば当日の午前中に作るのは初めてだなあ。
つい昨日までピスティが仕事で海に出ていて、作るのが当日になっちゃったんだよね。
「…八人将に?」
「うん、みんなで行こうよ!!…あ、セリシアは本命渡しに行く??」
「それはいいから!!…ちゃんと後で渡すもん、個人的に。」
昨日のうちに、本命チョコは作ってある。
みんなで作った物は確実にみんなで渡すだろうなあって思ったからね。
…2回行くって、なんだか恥ずかしいけどね。