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[銀魂]夢問屋-R18-[進撃]

第5章 オトナになろう/エレン


気付けば俺はとのキスに夢中になっていて。

彼女の切なげな表情とか、
時々漏らす可愛い声とか、

その全てを俺の物にしたいと思うようになっていた。

『ん、ぅ……も、駄目…っ』

程なくして膝の力が抜けたように崩れ落ちた。

涙で潤んだ瞳が堪らない。

沸々と湧き上がる興奮はどうしたって下半身に血液を集めていく。

俺は熱くなった自身を悟られないようにと、若干腰を引いて彼女の身体を抱き留めた。

「大丈夫か?」

『……うん』

所謂お姫様抱っこの状態で林道を歩く。
初めてが野外って云うのはなんだか気が引けたからだ。

確か鍵の壊れた倉庫があるな……などと云う事に頭を巡らせて、俺は来た道を戻るのだった。
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