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[銀魂]夢問屋-R18-[進撃]

第5章 オトナになろう/エレン


コクリ。
彼女は恥ずかしげに頷いた。

そのまま俺の胸板に顔を埋めて、小さな体を小刻みに震えさせている。

「俺……初めてだけどいいのか」

腕の力を強めながら問うた。

『私も、なの……一緒だね』

言いながら微笑んだ。
俺達は互いの瞳を食い入るように見つめ合う。

どちらからともなく近付く距離。
混ざり合っていく吐息。

二度目のキスはまるで砂糖菓子ように甘くて、心が幸せで満たされていくようだった。

『ん……っ』

知識だけで知っていた。
大人のキスは舌を絡めるモンなんだって事を。

やり方も何も分からねぇが、
恐る恐る彼女の唇を舌で割ると徐々に鼓動が昂まってくる。
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