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[銀魂]夢問屋-R18-[進撃]

第5章 オトナになろう/エレン


「本当にいいのか?」

『もう、恥ずかしいから何度も聞かないでよ……っ』

兵舎から少し離れた空き倉庫。

積まれっぱなしになっている木箱に彼女を座らせて俺は跪いた。

「悪い……なんか、緊張しちまってよ」

目を伏せて言うとの優しい手が俺の頭を撫でる。

なんとなく母を思い出しながら顔を上げれば、大好きな彼女の唇がすぐ側にあって。

『エレン』

「ん……っ」

『大好き』

始まりのキッカケをくれるを心底愛しいと思った。

こいつといると“愛しい”だとか“可愛い”だとか思わされてばっかりだ。

「俺も、お前の事が大好きだよ…」

互いのキスに想いを重ねつつ、
俺達はオトナへの一歩を歩み出す。
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