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[銀魂]夢問屋-R18-[進撃]

第4章 壁に耳あり/沖田


『そっ……総悟…⁉︎』

店には常連用の個室が幾つかある。

それらは常に襖が締め切られていて、外から中を伺い知ることは出来ない。

とは云っても、

世話焼きのおやっさんがいつ入ってくるかも分からないし……とにかく此処でイチャつくのはマズいのだ。

『駄目だよ……誰かに見られたらどうするの…‼︎』

私は必死に総悟の頬を押し返した。

勿論ビクともしない。
見た目はヒョロイ癖に無駄に鍛えてるからな、この人。

『ちょ……マジで、離してってば』

「いいだろ少し位……こちとら散々仕事詰めで充電切れなんでィ」

耳元でそっと囁く総悟。
その声音は確かに些か疲弊したように聞こえる。
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