第3章 ロリポップ・プレイ/兵長
「てめぇ気でも違ったか⁈」
言葉を荒げて抵抗するリヴァイに跨ってキスを落とす。
私の口内には一粒の錠剤。
最近巷の娼館で出回っている媚薬だ。
「……っ…⁉︎」
キスに紛れて入り込んできた異物感にリヴァイは私を引き剥がそうとした。
『大丈夫。毒なんて盛ったりしない』
ちょっとしたお遊びよ。
私は唇を離すことなく告げる。
ごくり……っ
リヴァイの喉仏が大きく動いた。
吐き出さずにちゃんと飲み込んでくれたようだ。
『そんなに怖い顔しないで?』
「……っ…」
『すぐにヨクなるわ』
これでもかと此方を睨む瞳に唇を寄せて、それから。
私は彼の敏感な部分に手を這わせ始めるのであった。