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『テニプリ』夢小説

第10章 四天宝寺☆白石 蔵ノ介 編


如月『じゃぁ、私も白石先輩を好きにさせて下さい。』


え…全て、俺任せ?


白石『ええんか?』


如月『だめなら…。』


白石『全然ダメとちゃう!大歓迎や。ほな、これからよろしゅうな。』


如月『こちらこそ。』


強引さは否めないけど、俺らの付き合いが始まった。


そんな数日後……。


白石『今…何って?』


如月『どやされました。友達に。先輩って…学校でも人気があるんですね。』


え…今…それを言う?それに、イジメとか…。


白石『イジメとか…。』


如月『イジメ?無いですよ。ただ……何か、呆れられてましたけど。』


白石『何か、言うたん?』


如月『大したことないですよ。』


って…言わんのかいな。気になるやろ。


如月『あ、そうだ。蔵ノ介さんって言う名前なんですね。友達に聞きました。』


白石『名前…今頃?』


如月『いいですね。蔵ノ介さんって。フフ。』


柔らかい俺の好きな声で、俺の名前を口にする彼女。


白石『なら、これからは名前で呼んでや。俺も、瑠花って呼ぶし。』


如月『何か…恋人同士みたいですね。私たち。』


白石『みたいやなくて、そのものやろ。付き合ってるんやし。』


如月『あっ…そうでしたね。でも……。』


白石『でも?』


如月『今日、告白されたんですよね…あれは、どういう意味なんだろう?』


白石『はっ?告白?誰に?』


如月『知らない人です。』


大丈夫なんやろか……何か、この子…フラフラと飛んで行きそうな…。


白石『俺は、瑠花のことが好きや。』


如月『私もですよ。フフ。』


不安や……しっかり見張っておかんと。


如月『蔵ノ介さん?』


白石『えっ?…っ!?』


咄嗟に感じた頬に触れた柔らかい感触。


白石『なっ…何……。』


如月『お返しは?』


白石『お返し?…ハァッ、俺……瑠花には、一生敵わん気がする。』


でも……リクエスト通りに、俺からは彼女の唇にキスした。ほんのり紅くなる瑠花の頬。反則やろ…自分から催促しといて…。


それなりに、カレカノとしての日々を送っていた矢先……跡部くんから、合同合宿の話が持ち掛けられた。


彼女誘ってもええんか……。財前にも、声かけんとなぁ…。


白石 編 終わり




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