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『テニプリ』夢小説

第4章 氷帝☆芥川 慈郎 編


木藤『ありがとう。ここまで付き添ってくれて。』


忍足の彼女は直ぐに居なくなった。



芥川『大丈夫?何か意地悪されてない?』



木藤『芥川先輩、本当にありがとうございました。』



芥川『えっ?俺は……何も……。』




木藤『忍足先輩から聞きました。芥川先輩が先生に実態を報せてくれたり、色々、親身になって考えてくれたって。』



芥川(確かに、忍足の思惑は言えないなぁ……)



木藤『まぁ、直ぐに何もかもとは言えませんが……。あの……また、相談に……。あ、いえ……やっぱり、何でもないです。』



芥川『いいよ~。話くらいならいつでも聞くよ~。』



それから、暫く…俺は、彼女と話す機会が増えた。



今日で何度目なんだろう?



ただ、眠くて……いつの間にか、寝てしまっていたんだよね~。


何か、フワフワしていい気分だ~。



?『……い。……ぱい?』



誰かに呼ばれて目を覚ましたら……あれ?俺は……彼女に膝枕されてて……そっかぁ、だから気分良かったのかなぁ~。



眩しい日射しの中、穏やかな優しい笑みを浮かべて……少し困った表情の彼女がいた。



木藤『大丈夫ですか?疲れているならムリに付き合って頂かなくても……。』



芥川『杏子ちゃん……いい子~。優しいし……ごめんね~何かさぁ……君と一緒にいると穏やかな気持ちになるんだよね~。』



真っ赤になった彼女を見て、小さく笑う。



芥川『手がかかる俺だけどさ~、ずっと俺の傍にいてくれないかなぁ~。』



木藤『それって……。』



芥川『好きだよ、杏子ちゃん。君のことが大好き。』


木藤『ジロー先輩……嬉しいです。私は……先輩の優しいところも手がかかるところも大好きです。』


芥川『ありがとう。』


俺は飛び起きて彼女を抱き締め、可愛いその唇にキスした。


芥川『大好きだよ、杏子♪』



それから暫くして…跡部から合同合宿の話を聞かされたんだ。



2週間か……。


杏子ちゃん……連れて行けないかなぁ?




芥川 編 終わり


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