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『テニプリ』夢小説

第4章 氷帝☆芥川 慈郎 編


?『す、すみません……。』



向日『ジロー、止めとけって。』



芥川『木藤さんは俺の知り合いなんだ。意味……分かるよな?』




みんな青い顔をしている。



忍足『小耳に挟んだんやけど……自分等なん?女の子に名前で呼ばんと、【ブス】って呼んでる奴。』



?『っ!?』



忍足『ビンゴかいな……。普通、そこまでされたら面倒なんてみてくれへんで?自分等、あのお嬢ちゃんに甘え過ぎなんちゃうか?』


?『……別に、面倒なんて……。』



忍足『そうか。分かった。今の言葉、後で後悔することになっても知らんで?ジローも、ここらで引いとき。』



芥川『……分かった。』


俺は、忍足のアイコンタクトを受けて引き下がることにした。



向日『何だよあれ……。』



宍戸『甘ちょろい奴等だよな。』



芥川『あの女の子……泣いてたんだ。自分で気付かなかったみたいで……でも、何かに耐えるような感じでさ……。』




忍足『分からせてやればええ。』




ニヤリと笑う忍足。



向日『どうやって?』



忍足『簡単や。本人らに先生の前で、今のような台詞を言わせたらええんや。』




宍戸『普通、先生の前では言わないだろ。』




忍足『方法なんていくらでもある。』




正直、このときの忍足の表情……うん、味方で良かったと思うようなものだった。



あの子……大丈夫かな?また、一人で泣いていたりしないかな?




あんな泣き方……していいはずない。








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