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『テニプリ』夢小説

第3章 立海☆真田 弦一郎 編


佐藤『真田先輩……モテますよね?私などでいいんですか?』


真田『無論だ。そして、俺に二言はない。』


キッパリといい放つと、佐藤は俯いてしまった。


嫌……だったのか??俺は……佐藤に嫌われて……。



だが、ここで引き下がっては!!


真田『最近、俺は……佐藤のことばかり考えている。お前の、その……優しい笑顔に癒されるからだと……俺は……思っている。』



顔から蒸気が噴き出しそうだ……。


佐藤『ありがとうございます……。ですが、真田先輩の手を煩わせてしまうことが今後も……それでもいいんですか?』



真田『何を言っている。それは【当たり前】のことだろう?寧ろ、俺は……佐藤に頼りにされたい。』



あ…………何か、不味かったのか?泣き出した彼女に、途方にくれる俺……。



真田『……嫌いか?俺は……。』



あ?何故だ?今度は……笑っている?



佐藤『真田先輩が来てくれて凄く安心しました。だから……傍に……居て……。』


最後の言葉は鳴き声で聞き取れなかった。だが、意味は理解した。


俺は……柔らかく彼女を抱き締めた。壊れてしまわないように優しく……。


何故か、満ち足りた気分だ。


真田『佐藤、これからは大船に乗った気持ちでいればいい。』


佐藤『茜って、呼んでくれませんか?』


真田『えっ……わ、分かった。……あ、あ……茜。これでいいのか?』


佐藤『はい!弦一郎さん♪』


ムッ……何だ?この胸の高鳴りは!!そして、嬉しいと…俺は嬉しいのか。


しかし、これからが楽しみだ。俺も、【役目】をしっかりと担っていく所存だ!!



それから暫く…。校内で茜を狙う輩はいなくなった。しかし、油断は禁物だ。


何せ、俺の彼女は可愛いからな。無論、家族にも紹介済みだ。


が、蓮二から合同合宿の話を聞かされた。期間は2週間。


楽しみだ!!だが……茜に会うことが叶わなくなる。


心配だ……。2週間は……長い。その間に、茜に何か危険があれば……。



……どうしたらいいのか。しかし、蓮二から魅力的な話が聞かされることとなった。



真田 編 終わり
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