• テキストサイズ

『テニプリ』夢小説

第2章 立海☆丸井 ブン太 編


丸井『千鳥。あの双子が心配していたゼ?』



澤村『えっ……。』



丸井『昨日、双子と双子の母親と話したんだ。お前を助けてくれって頼まれた。』



澤村『だから……。』



丸井『あ、勘違いするな。助けたのは俺の意志だ。さっき言ったことだけど……。』



俺……何か緊張してる?



丸井『格好悪いな……。あ~、グダグダ考えるのはヤメだ!千鳥、俺に絶対惚れさせてやるから俺と付き合ってくれ!!』



澤村『えぇっ!!!?』



嫌、そこまで驚かなくてもいいだろ。ヘコむんだけど……。




丸井『何だよ……今更、嫌だって言ったって……。』



澤村『丸井先輩と釣り合ってないですよ?私……一般人ですし。』




丸井『んだよ、それ。お前まで俺がそんな基準で人を見てると思ってんのかよ。』




澤村は、目を泳がせている。どうやら思案しているようだ。



丸井『嫌いか?俺のこと。』



澤村『いえ……正直、頭がついていけていないだけで……。何もしないでいるより、行動を起こす方がいいですよね。同じ後悔をすることになったとしても。』



丸井『させねぇよ。後悔なんて。お前が俺のこと、信じてくれるんなら。』



澤村『分かりました。不安がないわけじゃないですけど……私の人生、丸井先輩にかけてみます。』


澤村の台詞に、力が抜くていくような思いだった。



でも、何もかもこれからだ。



俺も、なれるかな?



柳や仁王のところのように分かりあえて、お互いを思いやれるような……そんな仲に……。



丸井『あ、そうそう。これからは【ブン太先輩】って呼べよ?付き合ってんだからよ。』



澤村『ブン太先輩……。』




あれ……何か、嬉しいんだけど?



それにしても、大人しそうに見えて躊躇なく名前呼びしたよな……。



ま、いいか。



/ 112ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp