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赤「アイシテル…」貴女「助けて…!」黒「必ずボクが助けます」

第10章 ボクとキミ


黒子side
黒母「それからテツヤが京都に迎えに行ってくれたわよね。それからうちに来てからのは前より酷かった。ケガをしていて声が全然出なかった。何があったのかそれは分からないけど…
食欲もなくて反応もしないし…テツヤがボクに任せて下さいって言ったから任せてたけれど…

少ししてから話せるようになって改めて養子の話をして了承を得た。

お墓参りも行ったし、それから忙しかったね。
高校の手続きとか…
お母さんの影が薄いのがテツヤに似たんだって言ってた。この子私の影の薄さにびっくりしなかった。テツヤで慣れてますってとても可愛い笑顔で言ったのを良く覚える。

あの時の笑顔は今でもよく覚えてる凄く可愛かった。そのときにね思ったの、この子を引き取って良かったって…私達と出会ってくれてありがとう。」

お母さんがこんなにのこと話すなんて少しびっくりしました。
でも良かったみんなのことを認めてくれている。ボクは少し心配だった。はなんて思われてるんだろうって。

今分かった本当の娘のように接してるってありがとう。
お父さん、お母さん。

でもボクもしっかりしないといけませんね。少し嫌な予感がするんです。

そう赤司君が…

貴女side
貴女「ん…」
どれくらい眠ったのだろう…まだ重い瞼をあける。起き上がるとテツヤがソファに座って読書をしていた。

黒「よく眠れましたか?」
と優しく微笑む。その優しい笑みが私は好き。とても安心する…

私は頷き返事をした。
黒「そうですか。良かったです」と言い本にしおりを挟んでテーブルに置く。

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