赤「アイシテル…」貴女「助けて…!」黒「必ずボクが助けます」
第11章 迫りくるものは…
貴女side
思いを隠しながら過ごす日々が続いている。
テツヤが好きということを…私はこのことテツヤに告げられない…そんな勇気がない…
だって私…テツヤと兄妹だもん。
…大好きだよ。
テツヤ…
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朝起きるとお父さんとお母さんはもういなかった。
今日は土曜日、部活はオフでテツヤとお出かけだ。
楽しみだ…隣り町の大型ショッピングモールに買い物に行く私も服とか見たいし、そこにはスポーツ用品店がある。
テツヤも前から行ってみたいと言っていたので丁度いい機会だ。
…さつきやキセキのメンバーに会わなきゃいいけど
黒「準備出来ましたか?」
パーカーにストライプ、そしてジーパン姿のテツヤがリビングに来た。
貴女「うんっ用意出来てるよ!行こうっ!」
家を出て、隣り町のショッピングモールへ向かった。
数十分後
貴女「わぁ~こんなに大きいんだぁ…!」
リコ先輩がプロテイン買いに日向先輩と来たって言ってたけど…先輩達から聞いてたより大きい…
あまりこういうところに来ないからすごく新鮮な感じがする。
黒「まずどこ行きますか?」
貴女「んースポーツ用品店に行こうっ!結構大きいって聞いたし」
黒「じゃあそうしましょう」
スポーツ用品店は三階の専門店並びにあった。
規模は聞いていた通りとても大きい…バスケのコーナーの規模が広く設けられており隅から隅を見るととても時間がかかりそうだ…。
黒「バッシュはまだ使えますし…何か見たいものとかありますか?」
貴女「うんっ!スポーツタオルが欲しくて…テツヤが持ってるタオルって結構長い間使ってるやつ多いでしょ?新しいのを買って古いのは捨てようかなーって」
黒「なるほど…」
貴女「柄はテツヤが選んでね。テツヤが使うタオルだもん」
黒「何枚買う予定ですか?」
貴女「そんなに買わないよ。三枚くらい?って…!」
黒「どうしました?」
貴女「安いっ!在庫処分のセールっ!!50%オフもある!!」
と私はセール対象が置かれているコーナーへ向かった。
黒「この調子だと結構買いそうですね…」
テツヤは苦笑いをしていたのは私は知らない。