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赤「アイシテル…」貴女「助けて…!」黒「必ずボクが助けます」

第5章 転入


黒子side
上級生からよく苛められてましたよね。助けに行こうとしたら赤司君に先手を奪われる。
これが毎回でした。

でも今度はボクが守ります絶対に…

貴女「テツヤ」
黒「はっはい」
貴女「テツヤはバスケ部なんだよね。今日見に行ってもいいかな?」
黒「もちろんですよっ!きっとみんな喜びます。」
火「あっ?こいつ今日来るのか?」
貴女「……」
答えることが出来ない。それに少し怯えてる。

黒「…怯えなくていいんですよ?」
貴女「…うん」

放課後in体育館
黒「カントク」
相「あら黒子君。ってその子だぁれ?」
黒「ボクの妹です。名前は」
貴女「黒子です」
相「くっ黒子君の妹!?」

黒「はい」
相「ちゃんか可愛い名前ね。」
貴女「ありがとうございます。」
相「自己紹介が遅れたわね。バスケ部カントク相田リコよよろしく!」
貴女「よろしくお願いします。えと、その今日は見学に…」
相「いいわよ見てって!」
そう言われるとパァっと満面の笑みを見せた。

ボクは着替えるために部室へ。
…なんだか不思議ですね。誠凛にさんがいるなんて。
ここに連れて来たのはボクなのに…

そういえばまだ寝込んでる時のにこんなこと言われましたね。

「テツヤは私をさらった優しくて悪い王子様ね」

と微笑みながら。
ボクはそのとき、「そうかもしれませんね」と答えました。
そのあとさんがこう小さく呟いたんです。

「でも優しい王子様が悪い王子様になっちゃったんだよね…」

と少し悲しい顔で。
辛かったですよね。あんなに…優しかったのに…
さん貴女はまだ赤司君が好きですか?

ボクはキミのことが…

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