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赤「アイシテル…」貴女「助けて…!」黒「必ずボクが助けます」

第5章 転入


黒子side
順調に回復し、一ヶ月経つ頃にはご飯も自分で食べれるようになってきて、表情も豊かになり話すことも増えた。
最初は全然動くこともなかったが少しずつ動くことが増えた。

そして今日…
貴女「テツヤどう?似合ってる…?」
は誠凛に転入する。クラスはボクと同じ

黒「えぇとても似合ってますよ」
貴女「行こっ!テツヤ!」
黒「はい」

家から出ると急に走り出した。
黒「待っ待ってください。危ないですよっ!」
貴女「いーのっ!」

グイッ

腕を引っ張りを止める。
黒「本当に危ないですよ。ボクをあまり心配させないでください」
貴女「ごっごめん久しぶりに外に出るから…」
そう、あれから今日を含めて入学試験以来
外に出てないのだ。テンションが上がるのも無理がない。

貴女「テツヤ!早く早く!」
黒「はい!」

誠凛
1ーB組

先生「えー今日からこのクラスの一員になる。黒子さんです。」
クラスメイト「黒子ってどういうこと?なんで黒子が二人???」
先生「静かに、黒子さんは黒子君の妹さんです。皆さん仲良くしてください。黒子さんの席は…火神君の隣ですね。
黒子さん席へ…」

貴女「! あ…あ…」
先生「? 黒子さん」
黒「!」
ボクは急いでさんのところへ向かう。
黒「、」
貴女「テツ…ヤ…」
黒「行きましょう」
貴女「うん」

きっと姿がダブったんでしょう。火神君と赤司君が体格は全然違うけど赤い髪ですからね。
一緒に席へ向かうボクは火神君の後ろですし、近いですから

席へ着くと火神君が話かけてきた。
火「よぉ」
貴女「あ…ど…も」
火「?」
しばらくは火神君と話すことは出来ないだろう。
赤い髪の赤司君とダブってしまうから。


…一時間目が終わり休み時間
クラスメイト女1「ねぇねぇ!前どこの学校だったの!」
クラスメイト男1「彼氏いる??」
クラスメイト男2「スリーサイズは??」

貴女「えっとその…」
黒「みなさん少し落ち着いてください。質問はゆっくり一人ずつお願いします」
クラスメイト女1「あっごめんね黒子さん」
貴女「いっいえ…」

どうしても控えめになってしまう。中学時代からは人を惹きつけやすかった。ものすごくモテてましたしね。
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