第17章 俺がしたいこと

「えっとね…えっと…無理…かも…」

「えっなんで？」

「なんでってぇ…」

なんか奥までいれたら、めちゃ気持ちいいってわかってるのに…

自分で…自分でいれるっていうのが…

勇気ないっていうか…

逆だったら、目をギュッて閉じて待っていられるんだけど…

「はぁはぁ…ねぇ、そんなじらさなくていいよ。
いれて…さやかちゃん…」

祐樹が可愛くおねだりする。

あ…あ…そんなふうに言われたら…

余計に、ここに響くよぅ…

「で…できない…。こわい…」

「可愛いこと言っちゃって…。じゃあ、一緒にいれようか」

そう言って彼は、下から私の腰をつかむ。

うぅ…逃げられない…

「ゆっくりでいいから…。力抜いて…腰、下ろして…」

彼が私の身体をぎゅーって引っ張る。

ああん…はいっていくぅ

じんじんしびれてくるぅ…

「はぁはぁ…祐樹…。全部…はいった…？ はぁはぁ…」

何とかゆっくり下まで腰を下ろして、彼の…が私の中に入る。

「ダメだよ、さやかちゃん。腰が浮いてる。身体の力抜いて、ここにペタッと座る感じで」

「あ…乗っちゃっていいの…？」

「うん。俺に身体預けて。ラクにして」

そういうものなんだ…。

力抜いて、ペタッと…

…！

「あ…！」

「えっ？」

「あ…ああ…ああぁ…」

私のお腹がプルプル震える。

腰もガクガクする…。

私は思わず自分の口を手で押さえて、ギュッて目を閉じる。

たぶん…これ…あれ…中の…今まであたったことないような…とこに…あたって…

「んんっ…うぅ…はぁ…あん…」

あ…身体動いちゃう…

ビクビクッて…

どうしよう…恥ずかしい…