第16章 どう思う?
「どこが気持ちいい?」
ペロペロしながら聞いてみる。
「はぁ全部…。はぁはぁ…」
吐息まじりで彼が答える。
全部じゃわからないなぁ。
「ねぇ、パクッてするほうがいい? パクッて」
私は先っぽをパクッてしてみる。
「うん…。パクッて…して…」
「うん」
パクッてして、ディープキスで舌をちゅうちゅうするみたいにちゅうちゅうしてみる。
「あ…あぁ…気持ちいい…」
そう言いながら、彼が私の髪を撫でる。
そして、私の顔にかかってる髪を耳にかける。
「はぁはぁ…さやかちゃん…。さやかちゃんが俺の…はぁはぁ…」
気持ちいいのかな? うれしい。
「もっと奥まで入れたほうがいい? 口」
「む…無理しないでいいんだよ?」
「ううん。大丈夫」
口をあーんって開けて入るとこまで入れてみる。
ちょっとオエッてなる。
「だ、大丈夫? さやかちゃん」
「えへ。入れすぎた」
恥ずかしー。
今度はオエッてならない程度に入れてみる。
前後にチュパチュパ…あれ?難しいなぁ。
やばい…ヨダレ出てくる…。
あ…でも、すべるようになった。
「あ…あ…さやかちゃん…すごい…気持ちいい…」
そうなんだ。
「気持ちいい? でもこれ長い時間できない。口が疲れちゃう」
私は口を離して話す。
「あ…いいんだよ。もう…」
「こういう感じは?」
私は指で彼のを挟んで前後に動かす。
「あ…あの…気持ちいい…はぁはぁ」
すごくかたくなってる…。
可愛い…。